プラチナバンド【platinum band】ゴールデンバンド/プレミアムバンド
概要

プラチナバンドの電波は1GHzを超える周波数の電波に比べ、空気中の水分などによる減衰が少なく、コンクリート壁を透過しやすく、回折によって障害物を回りこむ性質が強いという特徴がある。これにより、遠い場所やビルの内部、建物や地形の凹凸によって陰になっている場所にもよく届く。
移動体通信(携帯電話、モバイルデータ通信)の搬送波として適した特性があり、価値が高い周波数帯であるため、俗にこのような名称で呼ばれている。ただし、ギガヘルツ帯に比べると一度に確保できる周波数帯域の幅が狭くなるため、データ通信の伝送速度は確保しにくい。
日本では携帯電話やテレビ放送に使われており、2011年7月に停波したアナログテレビ放送用の周波数帯の一部が携帯電話用として再割当てされている。移動体通信事業者では2000年前後から一部のプラチナバンド帯の周波数を3G方式などで利用していたが、順次4Gへの移行が進められている。5Gサービスに転用している事業者もあるが、5Gは本来3.7~4.5GHz程度の高い周波数(Sub6)での利用を想定した技術であるため、通信速度を犠牲にして繋がりやすさを確保する形となる。
関連用語
資格試験などの「プラチナバンド」の出題履歴
▼ ITパスポート試験
【令7 問71】 携帯電話で用いられる電波に関する次の記述中の a,b に入れる字句の適切な組合せはどれか。電波には,周波数が [ a ] ほど回り込みやすくなり障害物の裏にも届きやすいという性質がある。