RTM版 【Release To Manufacturing】
概要
RTM版(Release To Manufacturing)とは、ソフトウェア製品の開発における版の種類の一つで、完成品として製造(量産)工程へ回され、製品として出荷されるもの。そのような段階のことを「RTM」という。開発の最終段階でRC版(Release Candidate:製品候補版)などによる最終的なベータテストや修正が終わり、発売・公開する版として作成される。
DVDなどの記憶メディアに複製して製品パッケージを生産したり、オペレーティングシステム(OS)などの場合はプレインストール(導入済み販売)するコンピュータ製品への組み込み作業が行われる。
発売後の修正・改善を迅速に進めるため、限られた利用者に発売前にネットなどを通じて提供し、期間を限定して試用してもらう場合がある。
(2019.8.23更新)