GDI 【Graphic Device Interface】 GDI+

概要

GDI(Graphic Device Interface)とは、Windowsを構成するプログラムの一つで、画面への図形の描画やプリンタの印刷イメージの生成などを担うもの。また、Windowsで動作するプログラムからそれらの機能を利用するためのコード記述法の標準仕様(インターフェース)。

Windowsプログラムグラフィック描画機能を提供するもので、直線や矩形、円などの図形の描画、フォントの読み込み、ビットマップ画像の表示や保存などの処理をうことができる。16ビットの初期のWindowsから搭載されている。

Windows XPからは機能を拡張したGDI+が搭載されている。GDIの機能に加えて、色の滑らかな変化(グラデーション)、透明度が設定された画像の重ね合わせ(アルファブレンド)、斜線や曲線のジャギー(階段状のギザギザ)の低減(アンチエイリアス)などの高度な描画処理、GIFJPEGPNGなどの画像形式への対応などが追加されている。

(2020.2.5更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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