Google Apps Script 【GAS】

概要

Google Apps Script(GAS)とは、米グーグル(Google)社のオンラインサービスの操作を簡易なコンピュータプログラム(スクリプト)で自動化する仕組み。JavaScriptスクリプトを記述する。

GmailGoogleドキュメント、GooeleスプレッドシートGoogleフォームGoogleドライブなどGoogleWeb上で提供しているアプリケーション利用者開発したスクリプトを登録し、サービス内での処理や操作を自動的に実行する仕組みである。

アプリケーションのメニューに用意されている「スクリプトエディタ」などからコードの作成・編集画面を開くことができ、そのまま自分のGoogleアカウントに紐付けられてオンライン上に保存される。スクリプトは単体でGoogleドライブに保存されるスタンドアロン型と、ドキュメントファイルに添付されるコンテナバインド型がある。

スプレッドシート関数の組み合わせでは記述できない高度な処理をうといった各アプリケーション内での自動化のほか、スプレッドシートで管理しているメールアドレスを抽出してGmailメッセージを作成して自動送信するなど、サービス間を連携させる挙動を作り込むことができる。

トリガー」機能を用いて、指定したイベントが発生したときにスクリプト実行するよう指示することができる。外部のWebページを取得して内容を処理に反映させたり、インターネット上でアクセス可能なWeb APIを用いて他社のネットサービスと連携させることもできる。

(2023.11.10更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる