Google Ads 【Google広告】 Google AdWords

概要

Google Ads(Google広告)とは、米グーグル(Google)社が提供する広告主向けの広告配信サービス。同社の検索エンジン検索結果ページに検索語句に関連した広告を掲載するリスティング広告で、クリック数など実績に応じて広告料が課金される。

出稿できるのはテキスト広告で、タイトルや短い説明、リンクURLなどと共に、掲載単価、関連する単語やフレーズなどを登録する。GoogleWeb検索エンジン利用者がこの単語やフレーズを検索すると、検索結果(SERP)ページの最上部に結果リストにそっくりな見た目で広告が掲載される。この広告クリック(やタップなど)されて利用者が広告主のサイトへ訪れると、設定された掲載単価が実際に課金される。

広告の掲載枠は1ページあたり多くても十件程度であるため、掲載を希望する広告主が多数存在する人気の単語やフレーズでは配信システム上である種のオークションがリアルタイムわれる。広告の文言やリンクサイトのクオリティ、提示された掲載単価などを元に評価の高い広告主から順に掲載される。人気の単語ではクリック単価が数千円に及ぶことも珍しくない。

同社ではWebサイト運営者向けに「Google AdSense」(アドセンス)と呼ばれる広告配信サービスを提供しており、Google Adsから出稿された広告AdSenseサービスに加盟する各サイトのページ上へも配信される。

2000年に開始された同社の屋台骨を支える広告サービスで、世界的にも日本国内でも最大規模のリスティング広告サービスとなっている。開始当初から「Google AdWords」(アドワーズ)の名称で長年運営されてきたが、同社のブランド再編の一環で2018年に「Google Ads」、日本では「Google広告」に改称された。

(2018.12.21更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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