CPC 【Cost Per Click】 クリック単価 / コストパークリック

概要

CPC(Cost Per Click)とは、オンライン広告の単価の指標の一つで、クリックタップ一回あたりの料金。これにより課金額を決定する広告配信方式をクリック課金型広告(CPC広告)と呼び、表示された広告を閲覧者がクリックするなどしてリンク先の広告主サイトを訪れると、既定の料金が課される。

CPCによる課金は検索連動型広告などのWeb広告でよく採用される方式で、Webページなどのメディアに掲載された広告を閲覧者が見て、それをマウス操作でクリックしたりタッチ操作でタップスマートフォンなどの場合)するなどして広告主側のWebサイトなどを訪れると、広告主からメディアへ料金が支払われる。

掲載回数課金(インプレッション課金)と成果報酬(アフィリエイト)の中間的な性質を持ち、広告主側から見れば掲載回数によらず実際にクリックされた回数のみに基づいて課金され、掲載メディア側にとっては広告主サイト上での商品購入などの成果は求められないため、双方の納得感が高い課金方式とされる。

クリックあたりの単価は固定されている場合もあるが、広告主が掲載したいページや検索に含まれるキーワードやフレーズと希望単価を入札し、掲載されるごとにオークションをなって掲載広告と料金を確定する方式が用いられることが多い。この方式ではメディアやキーワードによって単価は大きく変わり、数円の場合もあれば、人気のサイトや語句では数千円や数万円が支払われる場合もある。

(2019.1.3更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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