ランディングページ 【landing page】 LP

概要

ランディングページ(landing page)とは、Webサイト訪問者が、外部からそのサイトにやってくる際、最初に開くことになるページ。特に、他サイト広告を出稿する際、リンク先として指定する自サイト内のページのこと。

あるWebサイト訪問者が必ずしもトップページを最初に訪れるとは限らず、他サイトリンクをたどったり、検索エンジン検索結果ページからリンクを開くなどして、サイト内の深い階層の特定のページをいきなり開く場合がある。ある期間中に訪れた閲覧者が、実際に最初に開いたページのことをランディングページという。

また、Web上で広告を配信する際に、広告主がリンク先のWebページとして自サイト内に広告経由の閲覧者専用の特設ページを設ける場合があり、これもランディングページと呼ばれる。広告の内容や配信先、配信対象などが複数のパターンに分かれる場合は、それぞれに対応したランディングページを用意し、最も効果的に成果(サイト上での商品購入など)が得られるよう工夫することが多い。

外部から最初に訪れたページが分かりにくいと、別のページを訪れずにリンク元へ戻ってしまう割合(直帰率)が増すため、閲覧者の意図に則したコンテンツ構成になるよう内容を整理したり、サイト内の回遊を促すような動線を設けるなどの工夫が必要となる。このような施策を「ランディングページ最適化」(LPOLanding Page Optimization)という。

(2019.4.9更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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