テキスト広告 【text ad】

概要

テキスト広告(text ad)とは、ネット広告の表現手法の一つで、文字のみで構成される広告検索エンジンの検索結果(SERP)やWebページ中の広告枠、メールマガジンなどに掲載される。

一般的なテキスト広告はタイトルと1~2文程度のキャッチコピーや説明、広告主の名称やWebサイトドメイン名などで構成され、HTMLハイパーリンクで広告主のサイトリンクされている。短いキャッチコピーにリンクを設定しただけの「一行広告」などもある。

閲覧者がリンククリックあるいはタップして広告主のサイトを訪れると課金されるクリック課金型広告として配信されることが多い。

画像やアニメーションなどを使用する「ディスプレイ広告」と比較すると表現力やブランド訴求効果は限られるが、制作に際し特別な技術やソフトウェアなどが不要なため手軽に始めることができる。様々なパターンを配信して効果の高いものを選ぶといった手法とも相性が良い。

検索エンジンなどが閲覧者の検索内容に応じて配信するリスティング広告検索連動型広告)が最も広く普及しているテキスト広告の配信方式で、他に一般のWebメディアの広告掲載枠にディスプレイ広告と混在して掲載されることもある。近年ではSNSなどの記事や発言の一覧などに同じ形式で挟み込まれるインフィード広告など、効果の高い配信方式も登場している。

(2019.8.20更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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