メディアレップ 【media representative】
概要
メディアレップ(media representative)とは、広告代理店の業態の一つで、広告が掲載される媒体(メディア)側の販売代理店のこと。メディアから掲載・配信枠の提供を受け(自社で買い切る場合もある)、これを広告主や広告主側の代理店へ販売する。媒体運営者から委託を受け、広告主側への掲載枠の提案や売り込み、価格や掲載条件の交渉、配信管理やレポートなどの業務を行う、媒体側の代理店である。複数(多数)のメディアの掲載枠を買い取り、広告主側の企業や代理店に対し卸売のような形でまとめて販売することが多い。
本来、広告主側とは利害が対立する交渉の相手方であるが、日本のメディアレップの多くは既存の大手広告代理店などの傘下や資本関係にあり、同一の企業グループ内に広告主側の代理店とメディアレップが両方属していることが多い。
(2018.3.25更新)