CPO 【Cost Per Order】 注文獲得単価

概要

CPO(Cost Per Order)とは、一件の注文を獲得するのに費やしたコストのこと。広告宣伝費や販売促進費など受注のために費やした総費用を、同じ期間内に獲得した注文件数で割って算出する。

CPOが高いほど注文獲得に高額を費やしていることになり、低いほど少ない費用で効率よく受注できていることになる。CPOにおける注文とは新規顧客のものだけでなく既存顧客のものも含まれ、また、既存顧客への販売促進施策などに要した費用などもコストとして計上する。

ECサイトなどの場合はある期間に投じた広告費を同じ期間中に獲得した受注件数で割ったをCPOとすることが多い。一般に既存顧客からの繰り返し購入が増えるほど下がっていく。

類義語として、新規顧客を一人(あるいは一社)獲得するのに要した平均費用のことは「CPA」(Cost Per Acquisition)、見込み顧客から何らかの反応(資料請求など)を一件得るのに要した平均費用のことは「CPR」(Cost Per Response)という。

(2020.7.1更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる