ビュースルーコンバージョン 【view-through conversion】 VTCV

概要

ビュースルーコンバージョン(view-through conversion)とは、ネット広告を閲覧したがクリックタップはしなかった人が、後で別の経路から広告主のサイトで何らかの行動(利用者登録や商品購入など)をすること。また、そのような人の数。

Web広告動画広告などのネット広告には広告主サイトへのリンクが設定されており、見た人がクリックして広告主のサイトサービスを訪れ、商品購入など何らかの成果(コンバージョン)に繋がることが期待される。これを「クリックスルーコンバージョン」(click-through conversion)という

しかし、広告を見たときはクリックなどをしなくても、後から気になって検索エンジン検索するなどして広告主のサイトを訪れたり、購入などの行動を起こす利用者もいる。このような間接的なコンバージョンのことをビュースルーコンバージョンという。

ビュースルーコンバージョンを計測するには、コンバージョン時の利用者の行動が広告配信サービス側で補足できるようにトラッキング用のタグなどを導入する必要がある。また、閲覧からコンバージョンまでが時間的にあまりに離れていると、当該広告の効果とは言えなくなってくるため、期間を区切る必要がある。どの程度の時間経過までをビュースルーコンバージョンとみなすかは設定できる配信サービスが多いが、通常は1日から数日程度までとすることが多い。

(2021.11.11更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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