WinSCP
概要
WinSCPとは、暗号化通信に対応したWindows向けファイル送受信ソフトの一つ。FTPをSSL/TLSで暗号化したFTPSや、SSHで暗号化したSFTP、また、SSHのscpによるファイル転送などに対応している。暗号化されていない通常のFTPによる通信も可能で、SSHはSSH-1とSSH-2の両方に対応している。グラフィック表示とマウス操作で使用するGUI画面と、文字入力でコマンドを発行して操作するCUI画面を選択できる。GUIではWindows上の他のプログラムからドラッグ&ドロップでファイルを指定することもできる。操作手順をスクリプトとして記述し自動的に実行することもできる。
2000年にチェコのマルティン・プリクリル(Martin Prikryl)氏が初版を開発し、オープンソースソフトウェアとして公開されている。世界的に人気の高いソフトで、日本語を含む数十か国語での表示に対応している。
(2022.5.8更新)