Tera Term 【テラターム】

概要

Tera Term（テラターム）とは、TeraTerm Projectが開発・公開しているWindows向けのターミナルソフト。コンピュータのシリアルポートに接続された機器を操作したり、TelnetやSSHでネットワーク上の別のコンピュータを操作することができる。修正BSDライセンスによりオープンソースソフトウェアとして公開されている。

オリジナルのTera Termは1990年代に寺西高氏が開発・公開していたフリーソフトウェアで、Windows 3.1などで動作する16ビット版が「Tera Term」、Windows 95以降で動作する32ビット版「Tera Term Pro」と呼ばれていた。WindowsからUNIX系システムへの接続やパソコン通信のターミナルとして人気が高かった。

2004年以降は有志の開発者で組織されたTeraTerm Projectが同氏から開発を引き継ぎ、UTF-8への対応や、TTSSHとして別に開発されていたSSH接続機能の取り込みなどを行った新生Tera Termが公開された。この新しいバージョンは一部を改変したBSDライセンスによりオープンソースとして提供されている。

(2019.4.15更新)

他の辞典による解説 （外部サイト）

この記事の著者 ： (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる