読み方 : サンダーバード
Thunderbird
概要
Thunderbirdとは、米モジラ財団(Mozilla Foundation)が提供している電子メールクライアントソフトウェア。オープンソースとして公開されており、誰でも自由に入手、利用、改変、再配布などができる。

電子メールの作成や送受信、表示、アドレス帳の管理などができる。標準プロトコル(通信規約)のSMTPやPOP3、IMAP4などに対応し、標準に準拠した仕様のメールサーバと通信できる。NetNews(NNTP)クライアントや、RSSやAtom Syndication Formatによるフィードの購読(フィードリーダー/RSSリーダー)などの機能も統合されている。
ベイジアンフィルタ方式で自動学習する迷惑メールフィルタ、複数のメールサーバやアカウントの使い分け、第三者が開発した拡張機能の追加、Outlookなど他の著名なメールソフトからのデータ移行(インポート)などの機能にも対応している。
操作画面は、左にツリー状のフォルダ表示、右上にメッセージ一覧、右下にメッセージ本文というオーソドックスな3ペイン(3分割)の画面構成を基本とする。2ペイン表示や横3分割等への配置の切り替え、見た目(テーマ)の変更なども可能となっている。
Windows版、macOS(Mac OS X)版、Linux版が公開されており、オープンソースのメールソフトの中では世界的に高い人気を博している。現代ではWebメールサービスやOS標準のメールソフトを使う利用者も多いため、メールソフト全体の中でのシェアは必ずしも高くない。
名称の由来である “thunderbird” とは北米先住民の神話に登場する雷を操る神の鳥で、日本の雷鳥のことではない。Mozilla Foundationでは姉妹プロジェクトとしてWebブラウザの「Firefox」を開発・公開しており、Thunderbirdとはレンダリングエンジンの「Gecko」やUI定義言語の「XUL」など一部の仕様やソフトウェア部品(コンポーネント)を共有している。
(2026.3.7更新)
関連用語
関連リンク (外部サイト)
資格試験などの「Thunderbird」の出題履歴
▼ ITパスポート試験
【平27春 問57】 OSS(Open Source Software)であるメールソフトはどれか。