キャパシティ 【capacity】 キャパ

概要

キャパシティ(capacity)とは、定員、収容能力、最大積載量、許容量、受容力、包容力、などの意味を持つ英単語。ITの分野では、ソフトウェアシステム、装置などが発揮できる最大の能力を指すことが多い。

具体的な内容は対象の種類によって異なり、記憶装置であれば記録できる最大データ量や管理できる最大要素数、通信回線であれば最高通信速度、マイクロプロセッサであれば単位時間あたりの最大命令実行回数、Webサイトであれば最大同時接続数などのことを指す。

キャパシティプランニング (capacity plannning/キャパプラ)

情報システム開発・改修する際に、機材の台数や処理性能、記憶容量、回線容量などの計画を立てることを「キャパシティプランニング」という。俗に「キャパプラ」と略されることもある。

利用者数や利用頻度、処理の内容、扱うデータの種類や容量、必要とされる信頼性、予算などからシステムハードウェアネットワークの構成を検討し、機材の種類や性能、台数、配置などの具体的な計画を作成する。

(2020.1.16更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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