キャパシティ【capacity】キャパ

概要

キャパシティとは、定員、収容能力、最大積載量、許容量、受容力、包容力、などの意味を持つ英単語。ITの分野では、ソフトウェアやシステム、装置などが発揮できる最大の能力を指すことが多い。
キャパシティのイメージ画像

具体的な内容は対象の種類によって異なり、記憶装置であれば記録できる最大データ量や管理できる最大要素数、通信回線であれば最高通信速度、マイクロプロセッサであれば単位時間あたりの最大命令実行回数、Webサイトであれば最大同時接続数などのことを指す。

キャパシティプランニング (capacity plannning/キャパプラ)

情報システムを開発・改修する際に、機材の台数や処理性能、記憶容量、回線容量などの計画を立てることを「キャパシティプランニング」という。俗に「キャパプラ」と略されることもある。

利用者数や利用頻度、処理の内容、扱うデータの種類や容量、必要とされる信頼性、予算などからシステムのハードウェアネットワークの構成を検討し、機材の種類や性能、台数、配置などの具体的な計画を作成する。

(2020.1.16更新)

他の用語辞典による「キャパシティ」の解説 (外部サイト)

資格試験などの「キャパシティ」の出題履歴

▼ 基本情報技術者試験
令6修1 問12】 稼働状況が継続的に監視されているシステムがある。稼働して数年後に新規業務をシステムに適用する場合に実施する,キャパシティプランニングの作業項目の順序として,適切なものはどれか。
令3修1 問16】 稼働状況が継続的に監視されているシステムがある。稼働して数年後に新規業務をシステムに適用する場合に実施する,キャパシティプランニングの作業項目の順序として,適切なものはどれか。
平30秋 問14】 稼働状況が継続的に監視されているシステムがある。稼働して数年後に新規業務をシステムに適用する場合に実施する,キャパシティプランニングの作業項目の順序として,適切なものはどれか。
平25秋 問15】 キャパシティプランニングにおける作業を実施する順序に並べたものはどれか。〔作業項目〕① CPU増設,磁気ディスク増設メモリ増設などを検討する。