インテリセンス 【IntelliSense】
概要
インテリセンス(IntelliSense)とは、米マイクロソフト(Microsoft)社のソフトウェア開発環境「Visual Studio」の入力支援機能。キー入力を監視し、何を入力しようとしているのか推測して自動補完(オートコンプリート)したり、後続要素の候補を表示して選択するだけで入力できるようにしてくれる。開発者がコードエディタでキーボードから文字入力する際に、既知のシンボル名と先頭が一致した場合に残りの文字を補完したり、(オブジェクト指向言語で)インスタンス名を入力すると所属するメソッドやプロパティのリストを表示して選択できるようにしてくれる。短い打鍵数で次々にコードを入力でき、綴り間違いによるエラーの発生などを極力避けることができる。
複数の候補から選択する場合はカーソル付近にプルダウンメニューが出現し、キー操作やマウス操作で一つを選択して決定する。プロパティやメソッドなど異なる種類の候補がある場合は先頭にアイコンが表示され、ひと目で区別することができる。
プログラミング言語の仕様や標準ライブラリなどに含まれるステートメントや制御構文、組み込み関数名、標準クラス名、メソッド名、プロパティ名などに対応するほか、開発者がコード中で定義したクラスや変数、関数などの名前や構造なども読み込んで同じように対応してくれる。
1996年にVisual Basicの開発環境に初めて導入され、その後Visual Studio自体の機能としてC言語やC++言語、C#、F#、JavaScript(JScript/TypeScript)など同社の主要なプログラミング言語のほとんどに対応するようになった。XMLやHTML、CSSなどプログラミング言語以外のマークアップ言語などにも対応している。
(2018.10.2更新)