Microsoft Surface

概要

Microsoft Surfaceとは、米マイクロソフト(Microsoft)社の薄型(主にタブレット型)コンピュータのブランド名。また、同ブランドの製品群のうち主力の普及価格帯モデルの製品名。

同社のWindowsで動作する個人用コンピュータで、持ち運び可能な薄型の筐体の片側のほぼ全面が液晶画面となっており、画面に指で触れるタッチパネル操作で大半の操作をなうことができる。

2012年発売の初期型は、廉価版に当時のWindows RTが、高性能型にWindows 8 Proが搭載されたが、Windows 10ではRTおよび搭載モデルは廃止となり、Windows 10 Proに統一された。

最も特徴的な主力製品ラインの「Surface RT」「Surface Pro」「Surface Go」は、一般的なタブレット端末と異なり前面の画面カバーの裏(筐体側)がキーボードとなっており、背面に折りたためるスタンドが付属している。

机の上などで画面を斜めに立てて置き、その下にカバーを開いてキーボードを配置することで、ノートパソコンのような使い方ができる。スタイラスペンも付属しており、液晶ペンタブレットとしても使用できる。

世代を重ねるごとに製品ラインが充実し、一般的なノートパソコンにもなる2in1タブレットの「Surface Book」シリーズや、タブレットにはならないノートパソコンの「Surface Laptop」、液晶一体型デスクトップパソコンの「Surface Studio」が追加された。

(2022.5.21更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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