DDR3-2400 【PC3-19200】

概要

DDR3-2400(PC3-19200)とは、DDR3 SDRAM規格のメモリ製品の仕様の一つで、1200MHz(メガヘルツ)までの外部クロック(バスクロック)に対応し、最高で19.2GB/s(ギガバイト毎秒)のデータ伝送が可能なもの。

「DDR3-2400」はメモリチップの規格で、1200MHzの倍速駆動(DDRDouble Data Rate)に対応し、毎秒24億回(2400MT/s)のデータ伝送が可能であることを示している。「PC3-19200」は対応するメモリモジュールの規格で、最大データ転送速度が19.2GB/sであることを示している。

DDR3とは

DDR3 SDRAMDRAMメモリモジュールコンピュータ本体(マザーボード)へ装着して信号を伝送するための規格の一つで、業界団体のJEDEC標準化している。主にパソコンサーバメインメモリとして利用される。

DDR2 SDAMを改良した後継規格で、同一クロックDDR2の2倍の速度でデータ転送が可能となり、低電圧化により消費電力が削減されている。新たに開発されたモジュールを利用するため、DDR2以前の規格とはコネクタ電気信号などの互換性がなく、専用の製品を揃える必要がある。

(2023.8.19更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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