ライトニングトーク 【LT】 Lightning Talk

概要

ライトニングトーク(LT)とは、1人5分以内などの極めて短い時間制限が設けられたプレゼンテーション。IT業界の勉強会や開発者会議などでよくわれる。“lightning” は「稲光」「電光石火の」などを意味し、雷のように一瞬で過ぎ去ることを表す。

よくある形式では、イベント全体の中で一部の時間をライトニングトークのコーナーに割り当て、参加者が次々に登壇して用意してきたスライドなどを交えて短い発表をう。その場で発表者(の一部)を募り、事前準備なしで即興でう場合もある。

新技術の勉強会などでは講師役や発表者が少数のベテランや主催側などに偏ってしまい、新参や若手、一般の参加者との関係が一方的なものになりやすい。ライトニングトークのセッションを設け「些細な内容でいいので気軽に発表してほしい」と参加を募ることで、参加意識を高めたりメンバー相互の理解が深まることが期待される。

2000年前後にプログラミング言語のカンファレンスなどで始まった発表形式で、その後IT分野の勉強会などに広がっていった。現在ではIT業界以外の会合でもわれるようになってきている。

(2022.4.27更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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