cpi 【characters per inch】 キャラクタ毎インチ

概要

cpi(characters per inch)とは、情報の記録密度を表す単位の一つで、1インチ(約2.54cm)あたりの文字や記号の数を表したもの。紙面上に印刷した文字などの密度を表す単位で、主に帳票印刷やバーコードなどで用いられる。

バーコードにおけるcpi

バーコードでは、英数字などを白と黒の棒の組み合わせで表現した「キャラクタ」が、印刷面上で読み取り可能な範囲1インチあたりにいくつ入るかを表す。バーコードの密度を表す単位で、この値が高いほど狭い範囲により多くの情報を印刷できる。

印刷・文字サイズにおけるcpi

プリンタや印刷などの場合には印字する文字の大きさを表し、紙面上の横幅1インチあたりに何文字詰めるかを表す。ドットインパクトプリンタや、等幅フォントによる帳票印刷などで使われる単位で、この値が大きいほど印刷される文字サイズは小さくなる。縦1インチあたりの行数を指定する場合は「lpi」(lines per inch)という単位を用いる。

(2024.2.7更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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