DDR4-4000 【PC4-32000】

概要

DDR4-4000(PC4-32000)とは、DDR4 SDRAM規格のメモリ製品の仕様の一つで、2000MHz(メガヘルツ)までの外部クロック(バスクロック)に対応し、最高で32GB/s(ギガバイト毎秒)のデータ伝送が可能なもの。

「DDR4-4000」はメモリチップの規格で、2000MHzの倍速駆動(DDRDouble Data Rate)に対応し、毎秒40億回(4000MT/s)のデータ伝送が可能なことを示している。「PC4-32000」は対応するメモリモジュールの規格で、最大データ転送速度が32GB/sであることを示している。

DDR4RAMコンピュータに装着するメモリモジュールおよび伝送方式の標準規格の一つで、主にパソコンサーバメインメモリとして利用される。DDR3を改良した後継規格で、同一クロックDDR3の2倍の速度でデータ転送が可能となり、低電圧化により消費電力が削減されている。新たに開発された288ピンのコネクタを利用するため、DDR3以前の規格とは互換性がなく、専用の製品が必要となる。

(2023.6.16更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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