Acceptヘッダ 【Accept:】
「Accept: MIMEタイプ名, MIMEタイプ名, …」という書式で、MIMEタイプ(メディアタイプ)を列挙する。例えば、「Accept: text/html, text/plain」のように指定すると、HTMLファイルとプレーンテキストを受け入れ可能という意味になる。
MIMEタイプは「タイプ名/サブタイプ名」という書式だが、どんなサブタイプでもいい場合は「text/*」のように「*」(アスタリスク)を書き入れる。「*/*」はすべてのタイプを表し、Webブラウザなどが特に形式を制限せずにアクセスする場合はこの値を用いる。
複数の形式を列挙する場合、オプションで「q=優先度」という書式で順位を指定することができる。値は0から1.0の小数で指定し、無指定の場合は1とみなされる。「Accept: text/html;text/plain,q=0.9」のように指定すると、text/plain(0.9)よりtext/html(1.0)の方が優先的に利用してほしいという意図を伝達することができる。
(2024.8.24更新)