オーディエンス 【audience】

概要

オーディエンス(audience)とは、観客、聴衆、観衆、視聴者、聴取者などの意味を持つ英単語。ネット業界では広告の閲覧者のことをオーディエンスと呼ぶことが多い。

劇場や競技場に観劇、観戦に来た見物客などを指す言葉で、転じてテレビの視聴者、ラジオの聴取者などを指すようになった。ネット業界ではWebサイトやネットサービス、アプリなどに掲載される広告の閲覧者のことをオーディエンスと呼ぶことが多い。

WebサイトWebサービスを訪れて内容の閲覧やサービスの利用をう人のことは一般に「ビジター」(visitor:訪問者)あるいはユーザーuser利用者)と呼ぶことが多い。サイト内やサービス内、アプリ内に広告が掲載されている場合、広告配信サービスや広告主側から見て、広告を閲覧した人のことをオーディエンスと呼ぶ。

Webブラウザに識別番号を保存させるCookieの仕組みなどを用いてネット上で個人を識別し、閲覧履歴などから同じ属性や嗜好の利用者をグループ化して共通の特徴を持つ利用者広告を配信する手法を「オーディエンスターゲティング」(audience targeting)という。

(2024.3.15更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる