ユニークユーザー【unique users】UU

概要

ユニークユーザーとはWebサイトやWebサービスへのアクセス数を表す指標の一つで、指定した集計期間内にそのサイトを訪れた、重複しない利用者の正味の数。延べ訪問回数と異なり、同じ利用者が期間中に何度訪問しても1人として数える。
ユニークユーザーのイメージ画像

単純な訪問回数を表す指標に「セッション数」(ビジット数)がある。ユニークユーザーはここから、一定期間の間に同一人物が再訪問した分の重複を除いた訪問回数である。例えば、集計期間を1か月とする場合、その月にある人物が4回サイトを訪れると、セッションは4、ユニークユーザーは1と数える。

実際の集計では、人間そのものを直接識別しているわけではない。多くの場合、Webブラウザに保存されたCookieや解析ツールが発行する識別子を用いて、個々のアクセスを区別する。同じ人物がパソコンとスマートフォンなど複数の端末やブラウザを使い分けた場合には別の利用者として重複してカウントされ、逆に一つの端末を家族で共有していれば、複数人の利用がまとめて1人として扱われることもある。

近年では米アップル(Apple)社のWebブラウザSafari」が備えるITPIntelligent Tracking Prevention)機能や、Google Chromeなど主要ブラウザでのサードパーティCookie制限、ファーストパーティCookieの保持期間短縮が進み、Cookieによる長期的な同一性の識別が難しくなっている。同じ人物であっても、期間を置いて再訪すると別の利用者として計測されやすくなっている。

こうした課題に対応するため、多くの解析ツールではCookie情報に加え、ログインIDアカウント情報を組み合わせて識別精度を高める方式が採られている。例えば、Google Analytics(GA4)では、ユーザーIDやGoogleアカウントログイン情報などを利用し、同じ人物が異なる端末やブラウザからアクセスした場合でも、本来の定義に近い形で1人として集計できるようになっている。

(2026.9.2更新)
 
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。