ITパスポート過去問集 - 要件定義
令和6年 問33
次の記述のうち,業務要件定義が曖昧なことが原因で起こり得る問題だけを全て挙げたものはどれか。
a 企画プロセスでシステム化構想がまとまらず,システム化の承認を得られない。
b コーディングのミスによって,システムが意図したものと違う動作をする。
c システムの開発中に仕様変更による手戻りが頻発する。
d システムを受け入れるための適切な受入れテストを設計できない。
a 企画プロセスでシステム化構想がまとまらず,システム化の承認を得られない。
b コーディングのミスによって,システムが意図したものと違う動作をする。
c システムの開発中に仕様変更による手戻りが頻発する。
d システムを受け入れるための適切な受入れテストを設計できない。
ア | a,b |
---|---|
イ | b,c |
ウ | b,d |
エ | c,d |
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 要件定義
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令和3年 問14
ソフトウェアライフサイクルを,企画プロセス,要件定義プロセス,開発プロセス,運用プロセスに分けるとき,システム化計画を踏まえて,利用者及び他の利害関係者が必要とするシステムの機能を明確にし,合意を形成するプロセスはどれか。
ア | 企画プロセス |
---|---|
イ | 要件定義プロセス |
ウ | 開発プロセス |
エ | 運用プロセス |
答え : イ
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 要件定義
解説 :
ソフトウェア開発で、利用者などに聞き取りを行ってシステムの機能を明確化していく工程を「要件定義」と言います。「イ」が正解です。
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解説 :
ソフトウェア開発で、利用者などに聞き取りを行ってシステムの機能を明確化していく工程を「要件定義」と言います。「イ」が正解です。
平成31年春期 問17
要件定義プロセスの不備に起因する問題はどれか。
ア | システム開発案件の費用対効果の誤った評価 |
---|---|
イ | システム開発案件の優先順位の誤った判断 |
ウ | システム開発作業の委託先の不適切な選定手続 |
エ | システムに盛り込む業務ルールの誤った解釈 |
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 要件定義
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平成30年秋期 問17
A社は,営業担当者が日々のセールス活動で利用する営業部門内システムの構築プロジェクトを進めている。このプロジェクトは,システム開発部門長がプロジェクトマネージャとなり,システム開発部門から選ばれたメンバによって編成されている。当該システムの業務要件定義を完了するための主要な手続として,適切なものはどれか。
ア | 営業活動方針を基にプロジェクトメンバが描いたシステムのあるべき姿を,営業企画担当者に提出する。 |
---|---|
イ | 営業部門長と営業担当者から聴取した業務ニーズをプロジェクトメンバが整理・要約し,営業部門長と合意する。 |
ウ | 業務要件としてプロジェクトメンバが作成したセールス活動の現状の業務フローを,営業担当者に報告する。 |
エ | ブレーンストーミングによってプロジェクトメンバが洗い出した業務要件をプロジェクトマネージャが承認する。 |
答え : イ
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 要件定義
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平成30年春期 問6
システムのライフサイクルプロセスの一つに位置づけられる,要件定義プロセスで定義するシステム化の要件には,業務要件を実現するために必要なシステム機能を明らかにする機能要件と,それ以外の技術要件や運用要件などを明らかにする非機能要件がある。非機能要件だけを全て挙げたものはどれか。
a 業務機能間のデータの流れ
b システム監視のサイクル
c 障害発生時の許容復旧時間
a 業務機能間のデータの流れ
b システム監視のサイクル
c 障害発生時の許容復旧時間
ア | a,c |
---|---|
イ | b |
ウ | b,c |
エ | c |
答え : ウ
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 要件定義
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平成29年秋期 問19
ア | 開発されたシステムが決められた仕様に合っており,実際の稼働環境で利用可能であることを確認するためのテストを行う。 |
---|---|
イ | システム開発の外部委託の内容と条件を委託先に提示し,具体的な実施内容と費用見積りを入手する。 |
ウ | ソフトウェアの開発作業が実施できるように,システム内で使用する各種データの菩式やデータベースの構造を詳細に決定する。 |
エ | どのようなシステムを構築するかを,機能,性能,利用方法などの観点で,利用者側と開発者側で明確にする。 |
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 要件定義
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平成28年秋期 問4
ア | オンラインシステムの稼働率は99%以上とする。 |
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イ | 情報漏えいを防ぐために,ネットワークを介して授受するデータを暗号化する。 |
ウ | 操作性向上のために,画面表示にはWebブラウザを使用する。 |
エ | 物流コストを削減するために出庫作業の自動化率を高める。 |
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 要件定義
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平成28年春期 問1
連結会計システムの開発に当たり,機能要件と非機能要件を次の表のように分類した。a に入る要件として,適切なものはどれか。
機能要件 | 非機能要件 |
・国際会計基準に則った会計処理が実施できること ・決算処理結果は,経理部長が確認を行うこと ・決算処理の過程を,全て記録に残すこと |
・最も処理時間を要するバッチ処理でも,8時間以内に終了すること ・[ a ] ・保存するデータは全て暗号化すること |
ア | 故障などによる年間停止時間が,合計で10時間以内であること |
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イ | 誤入力した伝票は,訂正用伝票で訂正すること |
ウ | 法定帳票以外に,役員会用資料作成のためのデータを自動抽出できること |
エ | 連結対象とする会社は毎年変更できること |
答え : ア
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 要件定義
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平成27年秋期 問25
新システムの開発に当たって実施する業務要件の定義に際し,必ず合意を得ておくべき関係者として,適切なものはどれか。
ア | 現行システム開発時のプロジェクトの責任者 |
---|---|
イ | 現行システムの保守ベンダの責任者 |
ウ | 新システムの開発ベンダの責任者 |
エ | 新システムの利用部門の責任者 |
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 要件定義
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平成27年春期 問10
ア | 業務及びシステムの移行 |
---|---|
イ | システム化計画の立案 |
ウ | ソフトウェアの詳細設計 |
エ | 利害関係者のニーズの識別 |
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 要件定義
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平成26年春期 問26
ア | システム要件とソフトウェア要件の一貫性と追跡可能性 |
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イ | ソフトウェア要件に関するソフトウェア設計の実現可能性 |
ウ | ユーザや顧客のニーズ及び要望から見た業務要件の妥当性 |
エ | 割り振られた要件を満たすソフトウェア品目の実現可能性 |
答え : ウ
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 要件定義
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平成25年秋期 問2
証券業を営むA社は,システムベンダのB社に株式注文システム構築プロジェクトを委託している。当該プロジェクトの運用テストにおいて,A社が定めている“株式注文時の責任者承認における例外ルール”をB社が把握できていなかったことに起因する不良を発見した。ルールを明らかにするのはどの段階で行うぺきであったか。
ア | 業務要件の定義 |
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イ | システムテスト要件の定義 |
ウ | システム要件の定義 |
エ | ソフトウェア要件の定義 |
答え : ア
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 要件定義
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平成25年春期 問23
ア | システムを開発する目的 |
---|---|
イ | ソフトウェア構成品目ごとの機能と能力 |
ウ | データベースの構造 |
エ | 利害関係者の二-ズと要望事項 |
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 要件定義
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平成24年春期 問8
ア | 企業の経営資源を有効に活用し,統合的に管理すること |
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イ | 業務フロー,組織,システムを抜本的に見直し,再構築すること |
ウ | 経営目標を達成するためにIT化の方針と実施計画を作成すること |
エ | システム化の範囲と機能を具体化し,利害関係者間で合意すること |
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 要件定義
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平成22年春期 問18
業務要件の定義に関する記述として,適切なものはどれか。
ア | システム開発を実施するに当たって,開発に必要な体制,資源を定義する。 |
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イ | システム戦略に基づいてシステムの全体像を定義する。 |
ウ | 求められるシステムを構成するソフトウェアの動作や処理内容を定義する。 |
エ | 利用者のニーズを考慮して,システム化対象業務の業務手順や関連する組織における責任,権限などを定義する。 |
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 要件定義
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平成21年秋期 問19
要件定義プロセスに含まれる作業はどれか。
ア | システム化計画の作成と承認 |
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イ | システム詳細設計の実施 |
ウ | システム投資効果とシステム化費用の予測 |
エ | システム利用者のニーズの整理 |
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 要件定義
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平成21年春期 問25
ア | 新たに構築する業務,システムの仕様,及びシステム化の範囲と機能を明確にし,それらをシステム取得者側の利害関係者間で合意する。 |
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イ | 経営事業の目的,目標を達成するために必要なシステムの要求事項をまとめ,そのシステム化の方針と実現計画を策定する。 |
ウ | システム要件とソフトウェア要件を定義し,システム方式とソフトウェア方式を設計して,システム及びソフトウェア製品を構築する。 |
エ | ソフトウェア要件どおりにソフトウェアが実現されていることやシステム要件どおりにシステムが実現されていることをテストする。 |
答え : ア
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 要件定義
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