インプレッション 【impression】 imp / imps

概要

インプレッション(impression)とは、Webサイトに掲載される広告の効果を計る指標の一つで、広告の表示(掲載)回数のこと。広告枠が設定されたWebページ訪問者が閲覧し、広告が1回表示されることを1インプレッションという。“imp” あるいは “imps” (複数形)と略記されることもある。

広告を掲載する媒体メディア)側にとっては、Webページの閲覧回数(ページビュー)にページあたりの広告枠の数を乗じたものがサイトの合計インプレッションとなる。各ページに平均で3つの掲載枠があるサイトならばページビューの3倍が広告インプレッション数となる。

広告主側にとっては、掲載を依頼した広告クリエイティブ(バナー画像など)が閲覧者のWebブラウザに表示された回数がインプレッションとなる。通常、複数の広告枠があるページでも同じ広告が同時に掲載されることは稀であるため、掲載ページの合計ページビューとインプレッションはほぼ等しくなることが多い。

インプレッション1回あたりで課金する方式を「インプレッション課金型広告」と呼び、慣例として単価を1000インプレッションあたりの価格(CPMCost Per Mille)で表す。「CPM課金型」「PV課金型」とも呼ばれる。

インプレッション以外の広告指標として、閲覧者が広告に設定されたハイパーリンククリックあるいはタップし、広告主側のサイトを訪れた回数(クリック数)や、広告主側サイトで利用者登録や商品購入などの行動を起こした回数(成果数)などが用いられることもある。

(2019.7.25更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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