インプレッション【impression】imp/imps
概要

広告媒体側では、ページが閲覧された回数である「ページビュー」数にページ内の広告枠数を乗じた数値が総インプレッション数となる。広告主側にとっては、配信したバナー画像やテキスト広告がブラウザに読み込まれて表示された回数がこれに該当する。広告のクリック率(CTR)は、クリック数をこのインプレッション数で除すことで算出される。
近年では、単にページ内のどこかに配置された回数ではなく、実際に閲覧者の視界に入ったかどうかを重視する「ビューアビリティ」(viewability)という概念が普及している。米国ネット広告業界団体のIABなどが定める基準では、広告面積の50%以上が画面内に1秒以上(動画の場合は2秒以上)表示された状態を「ビューアブルインプレッション」(viewable impression)と定義し、単純なインプレッションと区別して計測する事例が増えている。
インプレッション単価
広告枠の売買では、1000回表示あたりの単価を示す「CPM」(Cost Per Mille)が指標としてよく用いられる。インプレッション単位で売買を行う場合は、同一の閲覧者に繰り返し同じ広告が表示される「水増し」現象を防ぐため、特定の期間内に同一の閲覧者へ表示する回数を制限する「フリークエンシー」制御が行われる。
インプレッション単位の売買は、大手メディアとナショナルクライアントの組み合わせなど、認知拡大を目的とするブランディング広告で利用されることが多い。より直接的な成果を重視する場合は、広告1クリック(あるいはタップ)あたりの単価である「CPC」(Cost Per Click)や、成約・契約あたりの単価である「CPA」(Cost Per Acquisition)が用いられる。