ATOK
もともと一太郎の一部だったが、他のワープロソフトと組み合わせたいというニーズの高まりから、単体でも販売されるようになった。日本企業の開発ということもあり初期から完成度の高さに定評があり、上級者を中心に愛用者が多い。
Windowsの「Microsoft IME」(MS-IME)、macOSの「日本語入力プログラム」など、オペレーティングシステム(OS)にIMEが同梱・内蔵されるようになり、以前ほどの普及率ではなくなったが、充実した辞書や高い変換精度から根強いファンに支えられている。
初期のMS-DOS版、Windows版から、現在はmacOS版、Android版、iOS版、Linux版なども開発されている。携帯電話(ガラケー)や家庭用ゲーム機、カーナビゲーションシステムなど組み込みシステムにあらかじめ内蔵される特別版もあり「+ATOK」(プラスエートック、旧称ATOK Pocket)と総称される。
(2022.5.1更新)