メディアプレーヤー 【media player】

概要

メディアプレーヤー(media player)とは、動画や音声などを再生するためのソフトウェア。複数の異なるファイル形式に対応している汎用的な再生・視聴ソフトをこのように呼ぶ。

基本的なコンテンツの再生機能の他に、シークバーによる再生位置の指定・移動、記憶メディア間のデータの複製や記録形式(フォーマット)の変換、再生リストによる連続再生、オンラインショップからのからのコンテンツダウンロード購入やポッドキャスト受信、インターネットを通じた放送コンテンツストリーミング再生ネット上のデータベースから曲名などの関連情報を自動的に取得する機能などに対応しているものもある。

アップルApple)社の「iTunesアイチューンズ」のように、コンピュータに接続されたスマートフォンタブレット端末デジタルオーディオプレーヤーなどの携帯機器のコンテンツ管理ソフトと統合されている製品もある。また、Webブラウザ拡張機能アドオン/プラグインなど)として組み込まれ、Webページに埋め込まれたメディアコンテンツを再生する役割を果たすものもある。

コンピュータで動画や音声が扱えるようになった初期の頃は個々のファイル形式や圧縮方式ごとに専用の再生ソフトを導入・利用する必要があったが、次第に複数の形式に対応した汎用的なメディア視聴ソフトとしてメディアプレーヤーが普及するようになった。

(2018.9.21更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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