コンテンツ連動型広告 【コンテンツターゲット広告】 content targeting advertising / コンテンツマッチ広告

概要

コンテンツ連動型広告(コンテンツターゲット広告)とは、Web広告で掲載する広告を決定する手法の一つで、Webページ上のコンテンツの内容に関連する広告を優先的に配信する方式。自動車のことが書かれているページに自動車の広告を掲載するといった制御をう。

サイト運営者は広告配信サービスの提供するスクリプトを、広告を掲載したいページの掲載位置にコピーする。配信事業者はスクリプトが掲載されたページを自動的に巡回し、内容を読み取って関連する分野や単語、フレーズなどを分析する。

閲覧者が当該Webページを訪れてWebブラウザに表示すると、広告配信サーバが掲載待ちの広告主やキャンペーンの中からページの内容に最も合致するものを選び出し、スクリプトの書かれた位置に自動的に広告を挿入して表示してくれる。

サイト運営者も広告主も自ら掲載相手を探し出して指定する必要はなく、広告内容やページ内容から最も関連性の高い組み合わせを配信システムが自動的に判断する。閲覧者はページに書かれている内容に興味を持っている可能性が高く、サイト側にも広告主側にも効果的な掲載が可能となる。

大手のネット広告配信事業者がコンテンツ連動型広告の仲介をサービスを提供しているが、日本では米グーグルGoogle)社が世界的に展開するGoogle AdSenseグーグル・アドセンス)の人気が飛び抜けて高く、広告主、掲載サイトとも国内最大級の規模となっている。

(2018.12.18更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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