基本情報技術者(科目A)過去問集 - ファイルシステム
令和7年6月修了試験 問15
A,Bという名の複数のディレクトリが,図に示す構造で管理されている。“¥B¥A¥B” がカレントディレクトリになるのは,カレントディレクトリをどのように移動した場合か。ここで,ディレクトリの指定は次の方法によるものとし,→ は移動の順序を示す。
〔ディレクトリ指定方法〕
(1)ディレクトリは,“ディレクトリ名¥…¥ディレクトリ名” のように,経路上のディレクトリを順に “¥” で区切って並べた後に,“¥” とディレクトリ名を指定する。
(2)カレントディレクトリは,“.” で表す。
(3)1階層上のディレクトリは,“..” で表す。
(4)始まりが “¥” のときは,左端にルートディレクトリが省略されているものとする。
(5)始まりが “¥”,“.”,“..” のいずれでもないときは,左端に “.¥” が省略されているものとする。
〔ディレクトリ指定方法〕
(1)ディレクトリは,“ディレクトリ名¥…¥ディレクトリ名” のように,経路上のディレクトリを順に “¥” で区切って並べた後に,“¥” とディレクトリ名を指定する。
(2)カレントディレクトリは,“.” で表す。
(3)1階層上のディレクトリは,“..” で表す。
(4)始まりが “¥” のときは,左端にルートディレクトリが省略されているものとする。
(5)始まりが “¥”,“.”,“..” のいずれでもないときは,左端に “.¥” が省略されているものとする。

ア | ¥A → ..¥B → .¥A¥B |
---|---|
イ | ¥B → .¥B¥A → ..¥B |
ウ | ¥B → ¥A → ¥B |
エ | ¥B¥A → ..¥B |
令和4年7月修了試験 問19
絶対パス名 ¥a¥a¥b¥c をもつディレクトリがカレントディレクトリであるとき,相対パス名 .¥..¥..¥a¥b¥fileをもつファイルを,絶対パス名で表現したものはどれか。ここで,ディレクトリ及びファイルの指定方法は,次の規則に従うものとする。
〔ディレクトリ及びファイルの指定方法〕
(1)ファイルは,“ディレクトリ名¥…¥ディレクトリ名¥ファイル名” のように,経路上のディレクトリを順に “¥” で区切って並べた後に “¥” とファイル名を指定する。
(2)カレントディレクトリは “.” で表す。
(3)1階層上のディレクトリは “..” で表す。
(4)始まりが “¥” のときは,左端にルートディレクトリが省略されているものとする。
(5)始まりが “¥”,“.”,“..” のいずれでもないときは,左端にカレントディレクトリ配下であることを示す “.¥” が省略されているものとする。
〔ディレクトリ及びファイルの指定方法〕
(1)ファイルは,“ディレクトリ名¥…¥ディレクトリ名¥ファイル名” のように,経路上のディレクトリを順に “¥” で区切って並べた後に “¥” とファイル名を指定する。
(2)カレントディレクトリは “.” で表す。
(3)1階層上のディレクトリは “..” で表す。
(4)始まりが “¥” のときは,左端にルートディレクトリが省略されているものとする。
(5)始まりが “¥”,“.”,“..” のいずれでもないときは,左端にカレントディレクトリ配下であることを示す “.¥” が省略されているものとする。
ア | ¥a¥b¥file |
---|---|
イ | ¥a¥a¥b¥file |
ウ | ¥a¥a¥a¥b¥file |
エ | ¥a¥a¥b¥a¥b¥file |
令和3年12月修了試験 問19
格納アドレスが 1~6 の範囲の直接編成ファイルにおいて,次の条件でデータを格納した場合,アドレス1に格納されているデータのキー値はどれか。
〔条件〕
(1)キー値が3,4,8,13,14,18の順でデータを格納する。
(2)データのキー値を5で割った余りに1を加えた値を格納アドレスにする。
(3)格納アドレスに既にデータがある場合には,次のアドレスに格納する。これを格納できるまで繰り返す。最終アドレスの次は先頭とする。
(4)初期状態では,ファイルは何も格納されていない。
〔条件〕
(1)キー値が3,4,8,13,14,18の順でデータを格納する。
(2)データのキー値を5で割った余りに1を加えた値を格納アドレスにする。
(3)格納アドレスに既にデータがある場合には,次のアドレスに格納する。これを格納できるまで繰り返す。最終アドレスの次は先頭とする。
(4)初期状態では,ファイルは何も格納されていない。
ア | 8 |
---|---|
イ | 13 |
ウ | 14 |
エ | 18 |
令和2年12月修了試験 問19
ア | あるディレクトリから対象ファイルに至る幾つかのパス名のうち,最短のパス名 |
---|---|
イ | カレントディレクトリから対象ファイルに至るパス名 |
ウ | ホームディレクトリから対象ファイルに至るパス名 |
エ | ルートディレクトリから対象ファイルに至るパス名 |
令和2年6月修了試験 問18
ア | キーワード検索のヒット率を高めることを目的に作成した,一種の同義語・類義語リストを用いることによって,検索漏れを防ぐ技術である。 |
---|---|
イ | 蓄積されている膨大なデータを検索し,経営やマーケティングにとって必要な傾向,相関関係,パターンなどを導き出すための技術や手法である。 |
ウ | データとそれに対する処理を組み合わせたオブジェクトに,認識や判断の機能を加え,利用者の検索要求に対して,その意図を判断する高度な検索技術である。 |
エ | データを特定のアルゴリズムによって変換した値を格納アドレスとして用いる,高速でスケーラビリティの高いデータ検索技術である。 |
令和1年秋期 問19
ア | 最初のバックアップの後,ファイル更新を示す情報があるファイルだけをバックアップし,ファイル更新を示す情報は変更しないでそのまま残しておく。 |
---|---|
イ | 最初のバックアップの後,ファイル更新を示す情報にかかわらず,全てのファイルをバックアップし,ファイル更新を示す情報はリセットする。 |
ウ | 直前に行ったバックアップの後,ファイル更新を示す情報があるファイルだけをバックアップし,ファイル更新を示す情報はリセットする。 |
エ | 直前に行ったバックアップの後,ファイル更新を示す情報にかかわらず,全てのファイルをバックアップし,ファイル更新を示す情報は変更しないでそのまま残しておく。 |
答え : ウ
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › ソフトウェア › ファイルシステム
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › ソフトウェア › ファイルシステム
平成30年6月修了試験 問18
三つの媒体 A~C に次の条件でファイル領域を割り当てた場合,割り当てた領域の総量が大きい順に媒体を並べたものはどれか。
〔条件〕
(1)ファイル領域を割り当てる際の媒体選択アルゴリズムとして,空き領域が最大の媒体を選択する方式を採用する。
(2)割当て要求されるファイル領域の大きさは,順に90,30,40,40,70,30(Mバイト)であり,割り当てられたファイル領域は,途中で解放されない。
(3)各媒体は容量が同一であり,割当て要求に対して十分な大きさをもち,初めは全て空きの状態である。
(4)空き領域の大きさが等しい場合には,A,B,Cの順に選択する。
〔条件〕
(1)ファイル領域を割り当てる際の媒体選択アルゴリズムとして,空き領域が最大の媒体を選択する方式を採用する。
(2)割当て要求されるファイル領域の大きさは,順に90,30,40,40,70,30(Mバイト)であり,割り当てられたファイル領域は,途中で解放されない。
(3)各媒体は容量が同一であり,割当て要求に対して十分な大きさをもち,初めは全て空きの状態である。
(4)空き領域の大きさが等しい場合には,A,B,Cの順に選択する。
ア | A,B,C |
---|---|
イ | A,C,B |
ウ | B,A,C |
エ | C,B,A |
答え : エ
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › ソフトウェア › ファイルシステム
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平成28年12月修了試験 問18
ア | 主記憶における特定のデータやレジスタの値などを一時的に他の記憶装置に格納する。 |
---|---|
イ | 同一のファイルを二つの磁気ディスクに格納し,データ保存の信頼性を確保する。 |
ウ | ファイルの更新履歴を磁気ディスクに格納する。 |
エ | 複数のファイルを一つのファイルにまとめて,記憶装置に格納する。 |
平成28年1月修了試験 問18
次の仕様のバックアップシステムにおいて,金曜日に変更されたデータの増分バックアップを取得した直後に磁気ディスクが故障した。修理が完了した後,データを復元するのに必要となる時間は何秒か。ここで,増分バックアップは直前に行ったバックアップとの差分だけをバックアップする方式であり,金曜日に変更されたデータの増分バックアップを取得した磁気テープは取り付けられた状態であって,リストア時には曜日ごとの磁気テープに取り替える必要がある。また,仕様に示された以外の時間は無視する。
〔バックアップシステムの仕様〕
〔バックアップシステムの仕様〕
バックアップ媒体 | 磁気テープ(各曜日ごとの7本を使用) |
フルバックアップを行う曜日 | 毎週日曜日 |
増分バックアップを行う曜日 | 月曜日~土曜日の毎日 |
フルバックアップのデータ量 | 100Gバイト |
磁気テープからのリストア時間 | 10秒/Gバイト |
磁気テープの取替え時間 | 100秒/本 |
変更されるデータ量 | 5Gバイト/日 |
ア | 1,250 |
---|---|
イ | 1,450 |
ウ | 1,650 |
エ | 1,850 |
平成22年12月修了試験 問25
A,Bというディレクトリ名をもつ複数個のディレクトリが図の構造で管理されている。
カレントディレクトリを ¥A¥B → … → ..¥B → .¥A の順に移動させた場合,最終的なカレントディレクトリはどこか。ここで,ディレクトリの指定方法は次のとおりとする。
〔ディレクトリの指定方法〕
(1)ディレクトリは,“ディレクトリ名¥…¥ディレクトリ名” のように,経路上のディレクトリを順に “¥” で区切って並べた後に “¥” とディレクトリ名を指定する。
(2)カレントディレクトリは “.” で表す。
(3)1階層上のディレクトリは “..” で表す。
(4)始まりが “¥” のときは,左端にルートディレクトリが省略されているものとする。
(5)始まりが “¥”,“.”,“..” のいずれでもないときは,左端にカレントディレクトリ配下であることを表す “.¥” が省略されているものとする。

カレントディレクトリを ¥A¥B → … → ..¥B → .¥A の順に移動させた場合,最終的なカレントディレクトリはどこか。ここで,ディレクトリの指定方法は次のとおりとする。
〔ディレクトリの指定方法〕
(1)ディレクトリは,“ディレクトリ名¥…¥ディレクトリ名” のように,経路上のディレクトリを順に “¥” で区切って並べた後に “¥” とディレクトリ名を指定する。
(2)カレントディレクトリは “.” で表す。
(3)1階層上のディレクトリは “..” で表す。
(4)始まりが “¥” のときは,左端にルートディレクトリが省略されているものとする。
(5)始まりが “¥”,“.”,“..” のいずれでもないときは,左端にカレントディレクトリ配下であることを表す “.¥” が省略されているものとする。
ア | ¥A |
---|---|
イ | ¥A¥A |
ウ | ¥A¥B¥A |
エ | ¥B¥A |
平成22年春期 問21
ア | カレントディレクトリ |
---|---|
イ | デスクトップディレクトリ |
ウ | ホームディレクトリ |
エ | ルートディレクトリ |
答え : ウ
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › ソフトウェア › ファイルシステム
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平成22年1月修了試験 問13
ファイルのフラグメンテーション発生時の状況と対策に関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア | 同時にアクセスするファイル数が多くなり,磁気ディスクのシーク動作に時間がかかるようになってファイルのアクセス効率が低下している。対策として,同時にアクセスするファイルを磁気ディスク内で近接させて配置する。 |
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イ | ファイル削除時に,対象ファイルを一時的に保存しておくごみ箱が満杯になり,新たなファイルの作成や削除のたびに,ごみ箱内の古いファイルを物理的に消去したので,アクセス効率が低下している。対策として,ごみ箱内のファイルをまとめて消去する。 |
ウ | ファイル作成時に,一つの連続領域でなく,小さく分断された領域が割り当てられたので,ファイルのアクセス効率が低下している。対策として,ファイルや空きを連続した領域に割り当て直す。 |
エ | ファイルのデータ領域は十分であるが,ファイルの管理領域が不足した状態になり,ファイル作成時にこの管理領域確保のために時間を要するようになっている。対策として,複数ファイルを一つにまとめるか,管理領域を拡大する。 |
答え : ウ
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › ソフトウェア › ファイルシステム
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