whereコマンド
「where ファイル名」で指定したファイルがどこにあるか探し出し、存在する場合は絶対パスを表示する。コマンドの実行ファイルを探すための機能であるため、実行ファイルの「.exe」は省略でき、デフォルトではカレントフォルダとPATH環境変数に記載されたフォルダを探す。
ファイル名は「cm?.exe」「*.txt」のようにワイルドカードを指定でき、一致するものをすべて探し出すことができる。「/R」オプションで指定フォルダ以下のすべてのサブフォルダを対象とするため、汎用のファイル検索コマンドとしても使用できる。
LinuxなどのUNIX系OSでは「which」あるいは「whereis」コマンドが似た機能を提供している。UNIX系のシェルの中にはシェル組み込みコマンドとして where が用意されていることがある(cshなど)。
(2022.1.7更新)