MOS 【Microsoft Office Specialist】 マイクロソフトオフィススペシャリスト
概要
MOS(Microsoft Office Specialist)とは、米マイクロソフト(Microsoft)社のオフィスソフト「Microsoft Office」(マイクロソフト・オフィス)を利用するための知識や技能を認定する資格。世界的な認定制度で、日本ではオデッセイコミュニケーションズが試験の実施、資格の認定を行なっている。「Word」(ワープロソフト)、「Excel」(表計算ソフト)、「PowerPoint」(プレゼンテーションソフト)、「Access」(データベースソフト)、「Outlook」(電子メール・スケジュール管理ソフト)といったOfficeを構成する主要なアプリケーションごとに資格が分かれている。WordとExcelは一般レベルの「スペシャリスト」と上級レベルの「エキスパート」の2段階が用意されており、他はスペシャリストレベルのみとなっている。
Office 2016、Office 2013などバージョンごとに試験が実施され、一回の試験で取得できるのは「MOS Word 2016 スペシャリスト」といったアプリケーション別、バージョン別、レベル別の一つの資格のみとなる。あるバージョンの資格を取得しても新バージョンの資格へ自動更新はされず、改めて新バージョンの試験を受け直さなければならない。
Microsoft Officeは企業や官公庁などで標準的なオフィスソフトとなっており、他のオフィスソフトも機能や操作法、ファイル形式などに共通点が多いため、パソコンを用いてデータの入出力や編集、集計などの事務作業を行うオフィスワーカーにとって有用な資格であるとされる。
(2018.12.16更新)