CCENT 【Cisco Certified Entry Networking Technician】

概要

CCENT(Cisco Certified Entry Networking Technician)とは、大手ネットワーク機器メーカー、シスコシステムズ(Cisco Systems)社による技術者認定資格の一つで、最も初級(エントリーレベル)のもの。2007年に創設された区分で、2020年に廃止された。

企業などにおける小規模な構内ネットワークLAN)の構築運用、トラブル対応、利用者サポートなどをなうための知識や技能が問われる。認定試験は「ICND1」(Interconnecting Cisco Networking Devices Part 1)と呼ばれ、受験資格は特になく、誰でも受験することができる。

合格すると認定は3年間有効で、期限内にICND1を再受験して合格するか、上級資格の試験に合格するか、口頭試問及び審査にパスすることで更新することができる。一段階上位の「CCNA」(Cisco Certified Network Associate)とは受験科目に重複があり、CCENT取得者は「ICND2」試験に合格すればすぐにCCNAを取得できる。

(2020.5.28更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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