迷惑メールフィルタ 【junk email filter】 スパムフィルタ

概要

迷惑メールフィルタ(junk email filter)とは、電子メールソフトメールサーバ、メールサービスの機能の一つで、受信したメールの中から広告コンピュータウイルスなどの迷惑メールを検出して、削除したり専用の保管場所に移したりするもの。また、そのような機能を提供するソフトウェア

過去にその利用者が受信したメールの中から迷惑メールであると手動で指定したメールの特徴(送信元、宛先、本文、添付ファイルなど)を分析し、新たに届いたメールの中から迷惑メールを判別して分類する。

ソフトウェアによる自動処理であるため、送信者の身元や本文の意味などは理解することができず、誤判定される場合もある。このため、分類されたメールは削除までの一定期間、専用のフォルダなどに保管され、利用者が誤判定と判断したものは元に戻すことができるようになっていることが多い。

Webメールサービスなどの場合には、同じサービスを利用する利用者間で判定結果を共有し、他の利用者迷惑メールと判断したものを自動的に迷惑メールに分類する機能が提供される場合もある。

(2020.1.23更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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