ルーラー 【ruler】
概要
ルーラー(ruler)とは、定規、物差しという意味の英単語で、文書編集ソフトや画像編集ソフトなどで、編集画面の端に表示された目盛りのこと。画面上で要素の位置やサイズを調整する際に補助的に用いる。ワープロソフトでは画面上部に文字数単位のルーラーが表示されることが多く、現在のカーソル位置が左端から何文字目に当たるのか知ることができる。段落ごとの字下げ(インデント)の調整や、埋め込んで表示する図表の位置合わせなどのために用いられることが多い。
ペイントソフトやフォトレタッチソフト、ドローソフトなど画像の編集を行うソフトでは上端と左端の両方に表示され、上下と左右の位置合わせを行うことができる。現在の解像度設定(DPI:Dot Per Inch)に基づいて、左上端からの横方向、縦方向の位置を紙面上での物理的な長さ(mm単位やインチ単位)で表示することが多い。
(2022.6.19更新)