ルーラー【ruler】
概要

ルーラーは通常、編集画面の上端または左端に沿って表示される。目盛りを参照しながら要素の配置を確認するほか、ルーラー上からドラッグして補助線(ガイドライン)を画面内に引き出せるソフトも多い。
ガイドラインを使うと、複数の要素を同じ位置に揃えたり、一定の間隔で並べたりする作業が容易になる。ルーラーの目盛り間隔は画面の表示倍率に連動して変化し、拡大時には細かい目盛りが現れ、縮小時には粗い目盛りのみが表示される。多くのソフトでルーラーの表示・非表示を切り替えたり、表示単位を変更したりできる。
ワープロソフトでは、画面上部に横方向のルーラーが表示されることが多い。現在のカーソル位置を左端からの距離として把握でき、インデントやタブストップの設定、文書内に挿入した図表の横位置合わせなどに利用される。インデント幅はルーラー上のマーカーをドラッグして調整でき、ぶら下げインデントや用紙の余白(マージン)の変更も同様の操作で行えるソフトが多い。
ペイントソフトやフォトレタッチソフト、ドローソフトなど画像の編集ソフトでは、上端と左端の両方にルーラーが表示され、水平・垂直の両方向について位置を確認できる。表示単位はピクセル(px)のほか、ミリメートル(mm)やインチ(inch)など印刷後の寸法を選択できる場合がある。印刷物の制作では、設定された解像度に基づいて物理的な寸法を確認しながら編集を進められるため、画面上の見た目と実際の印刷サイズを対応させる上で有用である。近年では、WebデザインツールやUIデザインツールでも広く採用されており、レイアウトや要素間の距離をピクセル単位で確認する手段として利用されている。
(2026.6.14更新)