読み方 : ウィンドウズオートパイロット

Windows Autopilot

Windows Autopilotとは?

米マイクロソフト(Microsoft)社が提供している企業向けのWindows自動設定・管理ツール。パソコンの初回起動時に資格情報を入力するだけで環境整備が自動的に行われるようにすることができる。
Windows Autopilotのイメージ画像

企業などの組織はWindows Autopilotの利用のための法人契約を同社と結び、社用パソコンで必要な設定やアプリケーションなどを登録する。従業員に新たにパソコンを購入する際、Autopilotに対応したメーカーや販売事業者に発注すると、Autopilot設定済みの状態で配送される。

パソコンが届いたら開梱して起動し、インターネットに接続して案内に従って社内システムのアカウントを用いてログインすると、自動的に設定作業が開始される。システム設定やアプリケーション導入、社内のActive Directoryへの参加などが自動的に行われ、すぐに利用できる状態になる。

パソコン側での作業はシステム管理者でなくても従業員本人が行うことができるほど簡単である。リモートワークのために社用パソコンを自宅に届けるといった場合でも、すぐに使用可能な状態に手配することができる。

利用を開始したパソコンはMicrosoft Intuneなどを用いてクラウド経由で管理者が遠隔から管理することができる。紛失時や退職などによる返却時にも、初期化やデータ消去などを簡単な操作で即時に実施することができ、他の従業員用に再セットアップすることも容易である。パソコン側のOSはWindows 10以降に対応し、管理側ではMicrosoft Entra ID(旧Azure Active Directory)契約やIntuneの導入が必要となる。

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。