MCP 【Microsoft Certification Program】 Microsoft認定資格プログラム

概要

MCP(Microsoft Certification Program)とは、米マイクロソフト(Microsoft)社が運用する資格認定制度。同社製品や関連技術についての知識や技能のレベルを認定する。

現在の制度では、製品、ロール(職能)、レベルの3つの要素の組み合わせで様々な種類の資格が提供されている。例えば、製品「Microsoft Azure」のロール「管理者」、レベル「初級」であれば「Microsoft Certified: Azure Fundamentals」という資格になる。

対象の製品はWindows、 Microsoft Office、Microsoft 365Microsoft Azure、Microsoft Entra、Microsoft Teams、Visual StudioMicrosoft Defender、Microsoft Endpoint Managerなどで、Azureなどはさらに細分化された個別の製品について認定がある。

ロールには開発者、管理者、学生、ビジネスユーザー、ビジネスアナリスト、ビジネスオーナー、機能コンサルタント、アプリ作成者、ネットワークエンジニア、セキュリティエンジニア、サポートエンジニア、DevOpsエンジニア、AIエンジニア、データアナリスト、データエンジニア、データサイエンティストデータベース管理者、テクノロジマネージャー、ソリューションアーキテクト、セキュリティ運用アナリスト、リスク専門家、IDおよびアクセス管理者、Information Protection管理者などが用意されており、レベルは初級、中級、上級の3段階である。

従来の「マイクロソフト認定ソリューションアソシエイト」(MCSA:Microsoft Certified Solutions Associate)と、上級レベルの「マイクロソフト認定ソリューションエキスパート」(MCSE:Microsoft Certified Solutions Expert)および「マイクロソフト認定ソリューションデベロッパー」(MCSD:Microsoft Certified Solutions Developer)は2020年に廃止された。

(2023.9.9更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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