運用 【operation】

概要

運用(operation)とは、あるものを何らかの目的に適うように用いたり、働かせたりすること。分野によっては機能が発揮できる状態を維持するといった意味合いで用いられることもある。

システム運用

IT分野では、企業や官公庁などの組織内で情報システムが本来の能力を発揮し続けられるよう監視や管理、保守などを継続的にうことを「システム運用」(IT operation)という。

システムを構成するコンピュータネットワークソフトウェアなどの状態を記録し、異状や障害、不正、およびその徴候が無いかを監視する。データの複製保管(バックアップ)やソフトウェアの更新(アップデート)など、定期的に必要な保守作業もう。

システム利用者(社内システムであれば従業員、サービス事業であれば顧客)からの問い合わせや要望の受付、トラブル対応、システムに関する利用案内や変更点の告知などもう。システム部門内に設けられる利用者や利用部門に対する窓口を「サービスデスク」あるいは「ヘルプデスク」という。

(2024.7.4更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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