読み方 : うんよう

運用【operation】

概要

運用とは、あるものを何らかの目的に適うように用いたり、働かせたりすること。分野によっては、機能が発揮できる状態を維持するといった意味合いで用いられることもある。
運用のイメージ画像

システム運用

IT分野では、企業や官公庁などの組織内で情報システムが本来の能力を発揮し続けられるよう監視や管理、保守などを継続的に行うことを「システム運用」(IT operation)という。

システムを構成するコンピュータネットワーク、ソフトウェアなどの状態を記録し、異状や障害、不正、およびその徴候が無いかを監視する。データの複製保管(バックアップ)やソフトウェアの更新(アップデート)など、定期的に必要な保守作業も行う。

障害が発生した場合には、原因の特定と復旧作業が行われる。ハードウェア故障や設定ミス、外部からのサイバー攻撃など、要因は多岐にわたるため、運用担当者には幅広い知識と手順の整備が求められる。再発防止のために障害内容を記録し、運用ルールや構成の見直しを行うことも必要である。

システムの利用者(社内システムであれば従業員、外部提供サービスであれば顧客)からの問い合わせや要望の受付、トラブル対応、システムに関する利用案内や変更点の告知なども行う。システム部門内に設けられる利用者や利用部門に対する窓口を「サービスデスク」あるいは「ヘルプデスク」という。

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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