デンドログラム【dendrogram】

概要

デンドログラムとは多数の項目を階層的にグループ化した結果を樹形図(木構造)で表した図。グループ同士の包含関係や類似度を視覚的に示すことができ、データ解析や生物学など様々な分野で用いられる。
デンドログラムのイメージ画像

個別の項目を一方の端に一列に並べ、互いに近いもの同士を線で結んで小グループを形成する。そのグループをさらに大きなグループへと順次統合していき、最終的には反対側の端で全体が一つのグループに収束する。

表記の方向は、右端から左へ統合していく横型と、下端から上へ統合していく縦型がよく用いられる。分野によっては、グループが結合される位置(端からの距離)が類似度などの数値的指標に対応するよう描かれることもある。この場合、低い位置(あるいは端に近い位置)で結合されるほど互いによく似ており、遠い位置で結合されるほど差異が大きいことを表す。

データ解析の分野では、階層的クラスタリングの結果を図示する方法としてデンドログラムが用いられる。階層的クラスタリングとは、データ点同士の類似度や距離に基づいて段階的にまとめていく手法であり、どの段階でどのクラスタが統合されたかをデンドログラムで一覧できる。生物学では、生物種や遺伝子の進化的な類縁関係をデンドログラムで表したものを「系統樹」と呼ぶ。

(2026.6.29更新)
 
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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