タイマー【timer】
概要
タイマーとは、指定された時間が経過すると、決められて動作を行う仕組み。日常的には専用の装置を指すことが多いが、IT分野ではそのような仕組みを提供する電子回路やプログラムの機能などを指すこともある。

時間を指定して起動すると経過時間あるいは残り時間をカウントし、指定時間に達するとアラームを鳴らすなどして利用者に知らせる装置をタイマーという。また、時計や家電製品、スマートフォンなどに組み込まれたそのような機能もタイマーという。
IT分野では、タイマー装置のように指定した時間が経過すると特定の動作を起こす仕組みのことをタイマーという。工学分野では3音以上の外来語の語尾の長音記号(ー)は省略する慣例があるため、「タイマ」と表記されることも多い。
コンピュータのCPUや電子機器のマイコンにはタイマー機能が内蔵されており、指定時間経過後に特定の割り込み処理を発生させることができる。これを「タイマー割り込み」と呼び、プログラム制御の基本として多用される。日常用いるタイマー機器とは異なり、ミリ秒やマイクロ秒といった極めて短い時間間隔を指定して動作させることができる。
多くのプログラミング言語では、標準ライブラリの機能などとして「タイマー関数」が用意されており、指定時間経過後にイベントを発生させたり関数を呼び出すことができる。利用者の操作がなくても画面の表示内容を自動的に更新するといった用途に用いられる。一定周期で繰り返し指定の動作を行う仕組みは「インターバルタイマー」(interval timer)という。