グレースケール【grayscale】グレイスケール/greyscale
概要

画像を白、黒、灰色のみで表現する方式で、白と黒の中間の灰色を明るいものから暗いものまで何段階用意するかによって表現の精彩さが異なる。階調の細かさはビット数で表され、通常は8ビット(白・黒と灰色254階調)や16ビット(白・黒と灰色65,534階調)が用いられることが多い。1ビットの場合は白と黒のみで中間の灰色が無い状態で、「白黒2値」(モノクロ2値)とも呼ばれる。
グレースケールのことを「モノクロ」(monochrome:モノクローム)と呼ぶこともあるが、正確にはモノクロとは単色の濃淡・明暗のみがあって他の色が無い状態のことを意味し、グレースケールはそのうちの最も代表的な一つという関係となる。モノクロにはグレースケール以外にもセピア色の写真や暗視装置による緑一色の映像などが含まれる。
(2024.1.12更新)
「グレースケール」の関連用語
他の用語辞典による「グレースケール」の解説 (外部サイト)
- ウィキペディア「グレースケール」
- ウイルの印刷用語集「グレースケール」
- Programming Place Plus 用語集「グレースケール」
- TechTerms.com (英語)「Grayscale」
- WhatIs.com (英語)「grayscale」
- Techopedia (英語)「Grayscale」
- Gartner Information Technology Glossary (英語)「Gray Scale」
- PC Magazine (英語)「gray scale」
本ページを参照・引用している文書・論文など (外部サイト)
- 総務省「知のデジタルアーカイブ ─社会の知識インフラ拡充に向けて─
」(PDFファイル)にて引用 (2012年3月)