キーパッド 【keypad】

概要

キーパッド(keypad)とは、キー(key)と呼ばれるボタンの並んだ入力装置の一種で、多数のキーの並んだ汎用的なキーボード装置と異なり、特定の用途に特化した小型の装置のこと。

電卓のように数字や算術記号だけが並んだ「テンキーパッド」(10キーパッド)が最も有名で、本体のキーボードテンキーがないノートパソコンなどの機種に接続して高速に数値データ入力するのに用いられる。

単にキーパッドといった場合はテンキーパッドを指すことが多く、パソコン用以外にもクレジットカード決済端末でPINコード入力する装置なども含まれる。単体の独立した機器だけでなく、リモコンや電話機のボタンが並んでいる部分や、金庫やロッカーの暗証番号入力するボタン群などのことをキーパッドということもある。

ゲームのキーパッド

ビデオゲームの操作に特化して、片手で打鍵できる範囲に10~20個程度のキーが配された小型の入力装置のことをキーパッドということがある。どのキーをどのような操作・入力に対応させるかをゲームごとに利用者が設定(カスタマイズ)でき、複雑なコマンドなどボタン一つで素早く入力することができる。

家庭用ゲーム機などに付属する、レバーやボタンなどが並んだ小型の入力装置は「コントローラ」「ゲームパッド」「ジョイパッド」「ジョイスティック」等と呼ぶのが一般的だが、稀にこれを指してキーパッドと呼ぶ例も見られる。

(2023.2.7更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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