ジョイスティック 【joystick】

概要

ジョイスティック(joystick)とは、コンピュータ入力装置の一つで、鉛直方向に立てた棒状の装置(レバー)を傾けることで方向の指示をうもの。位置を入力するポインティングデバイスの一種で、ビデオゲームの操作などによく使われる。

台座にレバーといくつかのボタンがついた形状で、レバーを握って前後左右に倒して方向を指示する。傾き具合によって強さ(移動の速さなど)を同時に指示できるものもある。手を離すと中央に戻るようにできていることが多い。

レバーや台座にはボタンが配置されている。レバー上のボタンは握った手を離さずに片手で押せる位置に配置されている。人差し指でトリガーのように押す前部のボタンや親指で押す頂上部のボタンなどである。

航空機の操縦桿を模して考案された装置で、産業機械などでは機械の操縦用に機器に固定的に設置されている場合もある。コンピュータ向けとしては、パソコンや家庭用ゲーム機にケーブルで接続する単体の装置として販売されている。アーケードゲームの筐体などに埋め込まれている場合もあり、左手側にレバーが、右手側にボタン群が配された形状になっているものが多い。

(2022.5.18更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる