エッジ 【edge】
概要
エッジ(edge)とは、境界、端、へり、ふち、尾根、瀬戸際、接線、刃、鋭さ、優位、研ぐ、縁取る、などの意味を持つ英単語。基板の端
基板やカードなど板状の部品や装置の端の部分のことをエッジということがある。この部分に金属端子を規則正しく並べて外部との接点としたものを「エッジコネクタ」(edge connector)という。
ネットワークエッジ
通信ネットワークのうち、外部のネットワークとの境界部分や、端末などが接続されそれ以上先が無い末端部分のことを「ネットワークエッジ」(network edge)あるいは単にエッジという。ネットワークの中心部のことは「コア」(core:核)という。
エッジ部とコア部や外部ネットワークを繋ぐ通信機器を「エッジルータ」(edge router)、「エッジスイッチ」(edge switch)のように呼ぶ。また、この領域に設置・運用されるサーバコンピュータを「エッジサーバ」(edge server)と呼ぶことがある。
Microsoft Edge
米マイクロソフト(Microsoft)社がWindows 10で新たに採用したWebブラウザを「Microsoft Edge」という。略して「Edge」(エッジ)と呼ばれることが多い。
従来の「Internet Explorer」(インターネット・エクスプローラ)に代わってWindowsの標準Webブラウザとして開発されたソフトウェアで、macOS版やLinux版、iOS版、Android版も提供されている。2022年のInternet Explorer完全廃止(サポート終了)後は唯一の標準ブラウザとなっている。
Explorerに比べ各種のWeb標準規格への対応が進んだほか、2020年以降のバージョンではオープンソースのWebブラウザ「Chromium」(クロミウム)をベースとした設計に刷新され、同じChromiumベースの「Goole Chrome」などと似た表示・操作体系となっている。
(2023.3.30更新)