OA 【Office Automation】 オフィスオートメーション / OA化
1970年代後半に普及した概念で、職場にコピー機やファクシミリ(FAX)、ワープロ専用機、オフィスコンピュータ(オフコン)などの情報・通信機器を導入し、台帳や帳簿の記録や計算、および、紙の書類の作成や編集、保存、複製、伝達などの作業を自動化したり効率的に行えるようにすることを指す。
1990年代後半になると、こうした機器の導入が一巡したことや、パソコンや構内ネットワーク(LAN)、インターネットなど新しい機器や技術が普及し始めたことにより、OAという用語は次第に使われなくなり、自動化の推進は「IT化」などの言葉で呼ばれるようになった。
同時期に普及した言葉で、工場に自動制御機械などを導入して製品の製造過程の自動化や効率化を進めることを「FA」(Factory Automation:ファクトリーオートメーション)という。
(2020.4.1更新)