バズセッション 【buzz session】

概要

バズセッション(buzz session)とは、多人数の集団が一つのテーマについて会議や討論をう手法の一つで、集団全体を6人前後の少人数のグループに分け、一斉にグループごとに討議をう方式。室内で大勢の人が同時に発言しガヤガヤ賑やかになる様子を、蜂がブンブンうなる(buzz)音に例えたもの。

6人前後の各グループの中で進行役と書記を決め、会議の目的に沿ってテーマについての討論やアイデア出し、質疑応答などをう。時間が来たらすべての参加者が集まって、各グループで出た意見や得られた結論などを順番に発表し、全体で共有する。全体の人数が多くても一部の人に発言が偏るのを避け、多くの人が発言の機会を得て活発に議論に参加できる。

ブレインストーミングの一手法として自由闊達に意見やアイデアを出し合うためにわれる場合もあれば、討論・議論によってそのグループの結論・決定を求められる場合もある。また、どのグループも同じテーマについて話し合う場合と、全体のテーマから各グループにサブテーマを設定し、グループごとに異なる内容を検討する場合もある。

(2022.4.20更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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