SCEP 【Simple Certificate Enrollment Protocol】

概要

SCEP(Simple Certificate Enrollment Protocol)とは、ネットワークを通じて認証局(CA)から機器にデジタル証明書を発行する手順を定めたプロトコルの一つ。米シスコ・システムズ(Cisco Systems)社が提唱し、2020年にIETFによってRFC 8894として標準化された。

データ伝送にHTTPを、証明書署名要求(CSR)の形式にPKCS #10を、メッセージの暗号化にPKCS #7を用いるなど既存の標準規格を組み合わせている。機能を絞った軽量な仕様となっており、多数の機器への証明書発行を自動化、効率化することができる。

企業内ネットワークなどで、ルータなどのネットワーク機器、スマートフォンなどのモバイル端末に自動化されたシステムを通じてデジタル証明書を発行し、管理者が個別に対応する手間を省くために用いられることが多い。

(2021.4.24更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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