読み方 : カメリア
Camellia

Camelliaは暗号化と復号に同じ暗号鍵を用いる共通鍵暗号(秘密鍵暗号)の一種で、128ビットの固定されたデータ長ごとに暗号化を行うブロック暗号である。鍵長は128、192、256ビットの3種類から選択できる。これらの仕様はアメリカ政府の暗号標準であるAESに揃えられている。
2000年3月に発表され、関連する基本特許は2001年4月に無償化が宣言された。現在は特許切れとなっているが、初期から特許料などを支払うことなく自由に利用することができた。2005年にはAESなどと共に国際標準化機構(ISO)と国際電気標準会議(IEC)の合同規格である「ISO/IEC 18033」の一部として収録された。
Camelliaは日本政府の推奨暗号方式(CRYPTREC)や欧州連合(EU)の暗号標準であるNESSIEでも、AESなどと並んで推奨方式の一つに採用されている。他にも、インターネット技術の標準化を推進するIETFによってRFC 3713として規格化され、IPsecやSSL/TLS、S/MIME、XML Encryptionなどの暗号化技術で利用が推奨される暗号方式の一つとして採用されている。