ページ毎分 【ppm】 pages per minute

概要

ページ毎分(ppm)とは、プリンタイメージスキャナなどの性能指標の一つで、1分間に入力あるいは出力できる紙面の枚数のこと。

プリンタの場合は1分間に印刷できる枚数を、イメージスキャナの場合は1分間に読み取り可能な枚数を表し、このが大きいほど高速に処理することができる。用紙のサイズや向き、カラーかモノクロかなどによって枚数は変化するため、「A4縦カラー10ppm」のように計測条件を併記するのが一般的である。

ほぼ同様の意味の単位として「ipm」(images per minuteイメージ毎秒)もある。プリンタが1分間に印刷可能な面数を指し、計測基準はISO国際標準化機構)によって標準化されている。ppmはメーカーごとに計測基準が異なるため「10ppm(当社計測値)」等の注意書きがあるが、ipmは標準に基づいて計測されるためメーカー間の比較も可能である。

(2023.2.16更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる