サチる
概要
サチるとは、飽和する、上限に達する、などの意味を持つ俗語。英語の「サチュレーション」(saturation)を略し、「~る」という語尾を付加して動詞化したもの。英語の “saturation” (動詞型は“saturate”)は「飽和」という意味で、何かがいっぱいになって(あるいは限界や上限に達して)それ以上変化しなくなった状態を表す。主に理工系の分野で技術や研究者が用いることが多いスラングの一種である。
例えば、センサーの測定可能範囲を超えてしまい値が上限から変化しなくなった状態などをこのように表現する。IT分野でも、通信回線の伝送容量を使い切ってしまい通信速度が上限いっぱいに張り付いている状態などをサチると表現することがある。
(2022.11.15更新)